宇都宮の高齢者施設で日本舞踊を披露しました|介護予防への新たな一歩
2025年9月13日、宇都宮市の高齢者施設「元気の里」にて、日本舞踊を披露させていただきました。
古典舞踊は芸術的な魅力がある一方で、高齢者の方々には少し難しく感じられたり、眠気を誘ってしまうこともあります。そこで今回は、皆さまにとって馴染み深い楽曲を選び、オリジナルの振り付けを加えて披露いたしました。
演目は「浜辺の歌」「少年時代」「愛は花、君はその種子」。さらに途中と最後には「さくらさくら」を高齢者の皆さまと一緒に踊り、会場は笑顔と活気にあふれました。

介護予防事業での経験を活かして
代表である私は、かつて宇都宮市の介護予防事業に携わり、フィットネスインストラクターとして延べ3,000人以上の高齢者の方々へ筋力トレーニングや脳トレ、食事指導を行ってまいりました。
その経験から「日本舞踊の所作やリズムが、介護予防や健康維持に役立つのではないか」と感じており、今回の取り組みはその実践の第一歩となりました。

日本舞踊と介護予防の関係
日本舞踊には、解剖学的に見ても介護予防につながる要素が多く含まれています。
下肢筋力・バランス強化 … すり足・中腰動作による転倒予防
巧緻性の維持 … 手指・肩の所作による日常生活動作の支援
認知機能刺激 … 音楽・振付記憶による脳の活性化
このように、日本舞踊は「楽しみながら心身を動かす」複合的な健康プログラムとなり得るのです。

今後のご提供について
今回の取り組みはボランティアとして行いましたが、今後は 介護施設・自治体・企業様向けに正式なプログラム としてご提供可能です。
安全性に配慮した内容で、参加者の身体レベルに応じたカスタマイズも可能です。
プログラムにご関心をお持ちの施設様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
謝辞
このたびの訪問にあたり、ご尽力くださった「元気の里」の角田会長をはじめ、事前の準備や当日の運営に携わってくださったスタッフの皆さまに、心より御礼申し上げます。皆さまのご協力のおかげで、参加されたご利用者の方々に安心して楽しんでいただくことができました。今後とも地域の皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。
